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指揮者:大植英次
指揮者:大植英次_d0057347_10133970.jpg少し前に「情熱大陸」でやってました 指揮者:大植英次さんのドキュメントをノーカットみたく1時間程度の長さで金曜の夜中にやってたのを2.3日後時間の空いた時に見ました。大半は「情熱大陸」のまんまでしたが、改めて「熱い人」でした。
普通クラシックって、子供の頃からピアノ(は結構やってるか… )やヴァイオリンとか習わされるような環境でなければ、学校の音楽の授業ぐらいで「四季」聴かされたり、「魔王」で大爆笑して終わりって感じな気がします。私もそのご他聞に洩れずそんな一人だったのですが、ただ根っから音楽好きだったため真摯な方に比べれば恐ろしく表面的ではありますが、それでも少しはそっち方面の意識も生きてまして、折にふれて注意は向けるようにいつもしてきたつもりです。そして二十歳前後、ボブ(・マ−リ−)の時にも書きましたが、自分の音楽感が偏った思考にならないよう敢えて他ジャンルを聴きかじったその頃に、それまでよりさらに少〜し色んな音楽への注意力を増すようにしてきたのです。しかしまぁ、クラシックの達人の方々からすると、語るまでもない超ド素人級である事は間違いないので、ここで書く内容についての指摘等々はご容赦ください。
では、長くなりましたが&恥ずかしくもなくいってみます。
最初にグッと入ったのはバーンスタインからでして、でもこの入り方の時点でコアな人から見ると違うのかも知れないですねぇ。と云うのも、リハーサル風景や、本番でも(カメラマンもその方が面白いのを知ってるのだと思いますが)なぜか客席からのアングルではなくバーンスタインを正面に見たアングルが中心のものに、途端にヤラレタ訳です。本番のそれは指揮と云うよりも、抜群のリズム感と、全身で現す強弱の表現法など、それ事態が1つのパフォーマンスになってます。さらにリハーサルではそこに言葉や鼻歌で説明や解釈を交えてオーケストラに説きます。その風景はブラウン管越しにでも、か〜るくジャンルの壁など飛び越え、いちいち分りやすく心底「そうやな〜」と思わせるものがありました。
そんな流れで、やはり日本人でまず浮かぶのは当然小澤さん。彼の映像も何度も見ましたがまさに同じ匂いを引き継ぐ人です。
そして今回の大植さん、ドイツの「バイロイト音楽祭」で初めての東洋人指揮者と云う快挙を成し遂げ、おまけに大フィルの音楽監督でもあります。その指揮ぶりはやはり熱湯風呂よりも熱く、ここにもバーンスタイン(ほんとはそれ以前にそういうスタイルの人いるのいかもですが、知らないので勘弁下さい)から脈々と続くものを感じます。
しかし同じ日本人だからか知らないですが、何となくその熱さが多少オーバーに感じる時がところどころにありまして… 。ま、海外だとあれぐらいの表現でちょうどいいのかもですが、そのへんが少し気になるものの、その人柄から滲み出る音楽への純粋な思いは痛いほど伝わってきます。
こういうのを見ると、ほんと心洗われますし、日頃悩んでた事がバカらしく思えたり、自分の周りの悩めるミュージシャンの方々にも、そこから何らかの感化を受ける事で幾許かの光明も見えて来るでしょうし、根っから音楽が根付いていない土壌でも、これまでより単純に何の脈絡もなく、そのすばらしさを受け入れる事が出来るようになると思ったりするんですが… 
ま、こんな事いいながら自分こそまだまだなので、せめてそういう思いを大切にしながら今後も臨んで行こうと、こんな瞬間だけでも思うのでした。

指揮者:大植英次_d0057347_10145960.jpg
P.S.
しかし、す〜ごい失礼ですが、番組みながら『大植さん誰かに似てるな…』と思って、終るまで考えまくってたら判明しました!それが「アンタッチャブル山崎」でして。しかも「下衆ヤバ夫」(写真)に扮した時の。いや、ほんとすいません。
でも、「似てる〜〜〜(関根調で)」
by agstudio | 2005-09-07 00:21 | person
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