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なんとも "イカツイ" アルバムが出とります。なんせジャケからして、このデザイン… 子供ならヒキそーです。
で、裏もこの調子で曲名に使われてる文字も大なり小なりグニョン・グニョンに皆サイケってまして一向に読めたもんやありません… (苦笑) で、この方について全く予備知識がありませんので、あっちこっちから情報を掻き集めますと、 2006年に「Stones Throw」からデビューした女性で、そちらでは Georgia Anne Muldrow と云う名義で活動し、今回「Ramp Records」から別名義=Pattie Blingh And The Akebulan で本アルバムを発表したよーです。 本人談なんでせうか? 本作では「Pete Rock というよりも初期の Prince を目指した」と書かれてます。 さらに大手レコ屋のレビューでは 「洗練とは無縁の生々しい音使いやプロダクション、つかみどころのないユニークなメロディ・センスは唯一無比な輝きを放ってます。相変わらず宇宙の彼方から放たれたような心地よい不協和音や不定形な粒のビート、そして Georgia の強いメッセージと浮遊するスペーシーな歌はなんとも説明のしようのない黒い魅力にあふれています。天才です!」 みたいな事になってます。 確かに「つかみどころのないユニークなメロディ・センス」や、心地よいかどーかは微妙ですが「不協和音や不定形な粒のビート」って表現はさすが大手のレビュアー!"云い得て妙" でして、どの曲も掴み処があまりない、云い換えると「所謂商業ポップさを感じさせない」挑戦的なトラックが製作されています。ボーカルも一応ダブルボーカルの手法なんですが、所謂同音程やオクターブと云う通常の形でなくて(言葉で表現しにくいす… 聴いてみてください)面白く、なんせ「挑戦」を試みてるって事がアルバム全体から窺えます。 ただ、いつもこの話をしてまいますが、やはり生のリズム隊を使ったトラックが少しでもあれば、個人的には『もっとエグイ事になってたのでは?』と云う期待があり、その点は少し惜しまれます。 後、私は Pete Rock をちゃんと聴いた事ないのでよく解りませんが、「相変わらず宇宙の彼方から放たれたような心地よい不協和音や不定形な粒のビート」と云うよーに「相変わらず… 」とあるだけに、去年の別名義のアルバムにも今回のイカツサに通づるものがあるよーで興味が涌きます。 それと、「初期の Prince を目指した」については、一応殿下の信奉者として思うのは、初期を「For You」から3.4枚目くらいまでと捉えると、この頃の殿下って結構普通にブラコンな感じが強く『それはどーかな?』と。なので、多分「Around the World …」以降「Love Sexy」あたりの事を云ってるのでせうね!? ま、「初期の Prince を目指した」、要するに「目指した」訳ですから、必ずしもここを突っ込んで考える方が違うのかもですが、もしかしたら殿下の初期がリアルでない世代の人らには「Around the …」〜「Love Sexy」あたりも、殿下の長いキャリアからすると「初期扱い?」になっちゃうのかもですね!? なので、ここではその音楽と云うよりも "殿下の斬新さやイカツサ" を例えに出してるのかもですねぇ。 ま、それでもトータルでは、この挑戦にエールを送りたい気分で一杯です。 しかし、聴く時にはある程度心して、一定の体力を温存しといて聴かんと、後半辛くなる危険性あり、かな… と。 なんにしろ、よーこんな "イカツかるかる" アルバム、作らはったもんです…
by agstudio
| 2007-03-01 23:15
| music
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