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今や「ビヨ様か!この人か!」の正に飛ぶ鳥を落す勢いなBEPの紅一点ファギ様。
とは云うものの、私はBEPにそんなにヤラレテませんので今いちその価値が解ってませんで、精々「リズム重視なトラックの上でサビだけ歌うお姉さん」程度な解釈をしてたのです。 ところが、この方も御多分に洩れず "すんばらしい歌唱力" をば持ってはります。 ほんと向こうのアイドル(とは言切れないのかもですが、一応その範疇に入っていると思われますので)は、侮れません。 しかし1stシングルの「London Bridge」は、これぞ「リズム」としか言い様のないくらいリズムしかないトラックで歌唱力もヘッタクレもない状況の曲でして。 『なんでこれが売れるの?』と当初は思ったものの、最近は今のビヨ様のシングルといい、リズムしかないくらい「ガツン!」なものが、やはり「踊れる」って事なんでせうね、ウケルよーです。 でも、これらの曲も単純に「踊れる」ってだけでない事が、よ〜く聴くと解ってきます。 と云っておいて、いきなり否定するよーですが「London Bridge」はやはりそれほど懐は深くないのです。しかしそんな「リズム命」なだけに、ドラムの音色の1つ1つに細かい神経が行届いていて、その音色だけで『イイ!』と感じさせられます。要するにドラムの音色だけでこの曲は重要な骨格部分の完成をみてる訳です。そこに血であり肉であるところのファギ様のボーカルがのり、さらに様々なエッセンス、中でもオープニングのサイレン音の『これから何が始るの?』と思わせる掴みとしての役割なども憎い。 つまり曲の構成要素が少ないだけに、その1つ1つの要素のどれもに精力を注ぎ、それぞれの "音" 本来の持つ味(音色)を追求した結果、曲全体に和音の深みが無く、一聴シンプル過ぎるよーに聴こえても、その実「個々の音自体の深みで飽きさせない」そんなつくりとなっているよーに思うのです。 そして、こーいう売れ線丸出しの人の音楽は、一見アイドルにありがちの「歌唱力をリズムの勢いで誤魔化そうとしている」と云う括りで見がちで、アルバムになるとその部分が隠し通せなくなり忽ち露呈してしまうケースが多いよーな、そんな偏見がどーして拭えずにあるのですが、ファギ様は tr.3「All That I Got (The Make Up Song) 」と云うバラードで、ラップや流行りのヘニョへニョ脱力ボーカルだけでないところを存分に見せてくれます。まぁこの方は経歴見ると「ポッ!と出」ではないよーですし、向こうの人は一重にそー云う括りで見るのは危険かも知れませんね。(いや、デジタル技術の進歩でかなりの修正が出来るのは解ってるので、もしかしたらそのデジタルな技術に誤魔化されてるだけで実態は… なのかも知れませんが。 笑) この曲はベーシックなネタは昔の曲のサンプリングみたいですが、まぁよー出来てます。歌はもちろんの事、特にストリングスアレンジは見事で2回し目のサビ前のアレンジなんかは、例えが古いですが電グルの「夢でキス、キス、キス!」のイントロのストリングスと同じ展開で思わずそこから「夢キス」のストリングスよろしく「ぴゃ〜、ひゃ〜りゃぁ〜りゃぁ〜 ♪」と歌いたくなりますが、まさに『ここはこれしか無いやろー!』ってぐらい嵌まってて否が応でも聴いてる方も盛り上がります。 そー云えば電グルこそサンプリングバリバリでしたね。それに比べるとファギ様のこの曲はほんの基本のみのよーです。そこはさすがにファギ様より飛ぶ鳥な will i am(この人絶対ほんまは "ウィリアム" やと思うのはオレだけか!?)、電グルほどはパクりません。 な訳で、売れ線やから云々… と渋りがちな皆様、いやいや売れ線だからこそあらゆるターゲットに照準を向けた作りになっていて、ほんと侮れんです。ハイ。 P.S. 重要な事を云い忘れてましたが、この「London Bridge」。 実はアギ様の「Ain 't No Other Man」と同じレベルで重要な役割を、その全編に聴ける "イナタHorn" が担ってます。特に Right ch から単発でなる tp にご注意あれ。
by agstudio
| 2006-09-21 23:55
| music
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