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タワレビュに拠るとiTune Music Store で既に結構な売れゆきだそーで、またもや逸材現るって感じですね。格好いいです。 ボーカル&ピアノ、ベース、ドラムの3人と云う最小単位で無駄なく、その効果を最大限発揮している、そんな印象です。 基本的に Jazz ですが、リズム自体はハネもんグルーヴファンクから、サンバあり、もちろん4ビートあり、と本人の好みか営業戦略か、いい具合にチョイスされていて飽きさせません。 しかし、各々の曲をじっくり聴くと、古今の Jazz の有名どころの一部が要所に窺えます。 これは「狙い」なのか「消化不良」なのか、聴く人の印象によってはマイナスにもプラスにもなりそーです。多分演奏の実力から考えるに「聴取者に親近感を持たせる狙い」があるようには思うのですが、Jazz 初心者にはとっつきやすく、熟練者?にはネタばれで少し評価を下げそうなきらいがあるよーに思います。 ボーカルはいいですね。 ちょっと高いレンジは、リッキー・リ−っぽく感じるところもありますが、決してスタイルを真似てるのではなく声質が近いところがあるって感じなので、云うほどには気にならないでせう。 思うに、 こーいう一見切り貼りっぽく感じる曲や、後半に1曲フランス語のバラードを入れるなどの点に、個人的には『この人、カナダ出身なんだなぁ…』と感じさせられます。 つまり「おいしいとこ取りな曲作り」には、Jazz の本場を隣国から客観的に見ている、と云う視点を感じますし、「フランス語のバラード」には、英語、仏語、両方を持つ文化圏で育ち、尚かつ自国の市場もしっかり見据えてる、と云う戦略も感じます。もちろんフランス語の曲には「アルバム内の雰囲気転換としてアンニュイな感覚を注入する」と云う純粋な役割もあるでせうが。 と、一聴 "とっつきやすい" けど、その実それだけではない色んな側面が垣間見える気がします。 しかし、何よりも強く感じるのは、ピアノ、ベース、ドラムの音質がすごくよく、楽器本来の良さが充分活かされている、そんな印象です。 とにかく、聴けば音はもちろん、演奏においても "その一体感" はビシ!ビシ!きます。 なので、聴き始めて忽ちそこで "グッ" と掴まれますし、ボーカルもイイ感じで録れてるので、さらに全体でのライブ感が増して直に伝わって来るようで、なんとも気持ちいいです。 もっと凝ったオリジナル曲は次回に期待するとして、1作目としては、音がソリッドで、巧みなアレンジを施したカバー等のキャッチ−な曲もあり、オイシイ面を上手く合わせ持つ、なかなかどーしてスミに置けない好アルバム、と云えるのではないでせうか!! 嗚呼、あぁ、こんなの作れて羨ましぃ… しかもこんな美貌… なんかひとつでいいから肖りたいもんすなぁ… P.S. 11/14付の「Conya Doss / Love Rain Down」、日本盤(ボートラ1曲有)が出てました。 いや〜思いのほか良かったです。 今回は打込み一辺倒でもない感じで、「Alison Crockett / … On Becoming a Woman …」にも匹敵するぐらいの出来と見てます。 Elizabeth Shepherd のために購入し損ないましたが必聴と思われます。
by agstudio
| 2006-11-20 23:38
| music
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