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先週だったか夜中にやってたのを今日見ました。実は前にも1度見てたのですがそれほど記憶になく、ただその映像美にやられたと云う感じだけがありまして。 さらに、その頃はまだ京極師匠もそれほど読んでない頃でもあり、今回2.3ヶ月前に漸く「嗤う伊右衛門」を読み自分にとってタイムリーでもあったので、この機会に再度見たのです。 いやぁ〜、改めて京極師匠の作品ってのは、どれもそーですがプロットが入念に組まれてるせいか、映画になってもほとんど弄る必要がない、と云うか、映画製作の仕事に携わらない全くの素人でも、単に小説を読んで思い浮かべるイメージが映像のよーに鮮明になるくらい緻密な描写で綴られており、今さらながら毎作品毎作品その文章力には本当に舌を巻いちゃいます。 とはいえ、私の場合1度読む前に見てた訳で、映画の印象は大半忘れてるにしろ、幽かに残っていたものも何かしらあるでせうし、そういった欠片がただでさえ緻密な文章によりさらに鮮明に呼び起こされ、その分映画を見ずに原作を読んだ人に比べると、余計にこの蜷川監督による映画をすばらしく感じたのかも知れません。 でもそうだとしても、この作品は『本当によく原作を忠実に再現してるなぁ〜!』と諸手を上げて感じさせられます。しかし、逆に云えば忠実であればあるほど、先に原作を読んで映画を見る場合には、文章を巧みに映像化したすばらしさ(もちろん、これが出来る事自体十分スゴイんです。素人はあくまで頭でイメージするだけですからね)以外の面白さをあまり味わえない訳で、よく云う "原作と映画の違い" と云うか、"映画は監督のもの" と云われるよーな原作にない解釈を、見る側の立場としては製作の苦労など知らずに求めてしまったりするので、監督色とかを求め出すとストーリーに忠実な映像だけでは満足出来無かったりしてしまうのです。 しかし、そういう意味では極端な主張はないにしろ、本作品ではタイトルに英字で「eternal love」と入れて、その想いをラストシーンに原作には無い感じで盛り込んでみたり、最後の最後に引きで現代の東京の空撮風景を盛り込んでみたりと、敢えて多くを語りませんがポイントで蜷川色(と云っても、蜷川さんの作品をそれほど知りませんが… )を出すと云う方向で原作とは少々違う味に仕上げているので、そーいう見過ごしがちなところに注意して見ると面白味が増しそーです。 またキャスティングは誰が担当されてるの知りませんが、伊右衛門:唐沢寿明、伊藤喜兵衛:椎名桔平、宅悦:六平直政、の3人は正に嵌まり役に思えます。宅悦は「この人しかない!」ってぐらい嵌まり過ぎで笑えます。椎名はんによる伊藤喜兵衛の嫌味な感じもよく出てます。唐沢はんもなかなか嵌まり役です。 その代わりと云うか、御行の又市:香川照之、直助:池内博之、の2人は何となく原作のイメージと違う感じで、特に又市は「巷説 百物語」を先に読んだからか、それらの又市像と比べると頼りなく、いや確かに原作でも「巷説 百物語」以降の又市と比べると若干頼りない感じではあるのですが、どーしても「巷説 百物語」以降の又市のクールで格好いいイメージが強いせいか、ここでの香川はんはなんか違うような… ですが香川はん自体の演技はすばらしいんです。ですが、なんか違うような… 。そういう意味ではケーブルとかで映像化されてるらしい 又市:渡部篤郎 も見た事ないのに云うのも何ですが、何か違うような… 。そして直助:池内はんもラストシーンなんか迫真の演技ですが、でもなんか違うみたいな… 。 なんや偉そーに「違う、違う」と云いながら、確たる理由が説明出来ないってのは困ったもんではありますが、まぁ、あくまで私が原作を読んだ上での印象ですんで勝手な物言いではありますが、御三方のファンの方にはお許し下さいませ。 と云うか、このキャスティングの妙も実は蜷川監督の作戦なのかも知れません…(笑) で結局のところ、私自体は京極師匠にやられてるため、取上げてはみたもののケチをつけるつもりなど一切ないですし、もともとの四谷怪談とは違うストーリー解釈もよく出来てますし、蜷川監督の映像も美しく文句はないんですが、この投稿にあたりネットでチラチラ見てますと私が最初に褒めたプロットの緻密さが "返って諄い" ととっておられる方もあるよーで意外でした。いや確かに "京極作品って空きが無さ過ぎ" ってな気もしないでもないですが、でもそーいう作り込みの深さに私なんか感心至極だったりする訳で… ほんと感じ方は千差万別ですなぁ…
by agstudio
| 2007-06-19 23:32
| movie e.t.c.
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